保険の考え方
2013年11月06日
パネルを購入するとメーカー保証が付帯されいることが多いですが、実はこのメーカー保証だけでは保険は不十分なケースがあります。メーカー保証は製造過程での不備等に対するもので災害等に対するものではないからです。もちろん、場合によっては損害保険も付帯されていたり信販会社系のローンに申し込むと金利の中に保険料が含まれていることもあります。購入する前に保険の範囲はどこまでかというのはよく聞いておいた方がよいかと思います。
また、喪失利益を補償してくれるという保険もあります。災害等によりパネルに不備が起こった際に保険に入っていれば入れ替えは可能なのですが、その入れ替えについても1ヵ月程度時間がかってしまう、そういった際にその1ヵ月間の売電収入を補償してくれるというのが喪失利益の補償です。
但し、保険でカバーしきれないものもあります。
それは地震・津波・噴火・戦争等です。住宅等には地震保険がありますが、それは保険会社が保険を支払きれないような場合に政府が代わりに補償するようになっているからです。一方でソーラーのような事業用の資産の場合は政府が補償してくれないので保険会社としてもリスクを負いきれないようです。とはいえ、こういったことを恐れていたら何も出来なくなってしまうのでこのリスクは受け入れて立地等によりリスクを低くしていくしかないですね。
ソーラーは不動産等に比べ安定しておりリスクは少ないと思ってますがこのようにリスクを更に低くする努力は必要だと思います。